コンバインで収穫した籾を保存する為に乾燥という工程が必要になります。
収穫仕立ての籾は天候や湿度にもよりますが、水分は大体25%前後あります。これを長期間保管する為には水分を15%位に乾燥します。
昔は田んぼでたも木という枝が上部にしか出ない特殊な木を田んぼの畦にズラーッと植えてそこに竹を縛って10段位の段をこさえます。それを「ハサ木」と言いました。
今ではもうどこにもありません。
そのハサ木に架けて2週間ほどで自然乾燥していました。
今は火力で乾燥をします。灯油バーナーで約12時間ほどかけてゆっくりと乾燥をしていきます。
写真ではわかりにくいのですがずーっと縦に箱が伸びており2階程の高さがあります。
この箱の中で籾が巡回して乾燥していくのです。写真の中心はバーナーとコンピューター部分です。
もうかれこれ20年以上使っております。