「つばめ返し」とは阿部文吉の特別栽培のコシヒカリのブランド名です。
そのいわれは、燕三条地域のスーパー・弁当工場から出る魚のアラ等に阿部文吉の
米ぬか・醤油工場の搾りかす等を混ぜ、バチルス菌で発酵分解して作ったボカシ肥料
を燕(つばめ)の田んぼに返している事から「つばめ返し」と名付けました。
稲刈りが終わった秋に田んぼの状態を分析します。
PHや窒素等の栄養分ミネラル等の微量要素が、どれ位残ってるか調べ来年の肥料
設計を立てます。
そして秋の気温の高いうちにカニ殻肥料やカキ殻石灰を入れワラを発酵分解するよう
秋打ちを行います。
阿部文吉がこだわっているのは徹底した土づくり。
土壌のバクテリアを活性化するようにミネラル分をたっぷり入れ、食物残さに醤油の
搾りかすカツオ節を入れ発酵菌で発酵分解したボカシ肥料で土を作ります。
阿部文吉がこだわってるいるのは健全な稲体づくり。田植え後毎週生育調査を
行っています。
たっぷりなふさふさとした白い根、太くて丈夫な茎、幅広で肉厚な葉っぱ。
土中からたっぷりの養分と水分を吸い上げ、活発に光合成を行い、籾にうま味と甘味
を充実させます。
今年は天候不順で生育が心配されました。8月に入っては異常な暑さで今後どうなる
かなってちょっと心配になりました。
その分小まめな水管理、とミネラル分の補給で何とか
乗り切りました。
令和元年産のコシヒカリは、私の実力以上の出来栄えです。
おかずのいらないコシヒカリ「つばめ返し」を収穫しました。
精米はご注文を受けた後に致します。又、色彩選別機(光センサー)で異物や着色粒
等を取り除いていますのでご安心ください。